今日の日経新聞夕刊一面、確定拠出年金の対象拡大についてでしたね。
確定拠出年金、聞きなれない言葉かもしれませんが、
公的年金を補完するための私的年金制度です。厚生労働省の統計によると、
企業型の導入が23,773社、個人型の加入者が275,481名と普及が進んでいるとは言えない状況です。
これまでは主婦・公務員の方は加入資格がありませんでしたが、来年から加入資格を有することになります。
この制度実際のところどうなんでしょう?
FPの私としての見解としては、この制度は間違いなく良い制度です。
理由①:税制における優遇が、「拠出時」「運用時」「受取時」の3時点で受けられる。
理由②:ドルコスト平均法による、趣向や予測を必要としない、投資法をそのまま手に入れられる。
理由③:信託報酬が安い。
言葉にすると、これくらいに集約されるのですが、
確定拠出年金の持っている可能性、利点は非常に大きなものです。
投資という意味合いもありますので、その点への理解は必要ですが、
是非チャレンジして欲しい制度の一つですね。