「投資信託って良いのでしょうか?」ここ数日そういう質問を何度か頂きました。この質問に対する答えは、いつも「分かりません」とお答えしています。

「おおーい、それじゃFPの意味ないぞ」と言われるかもしれませんね。まあ、聞いてください。

 

昨日頂いたお電話では、先日のブログで使った日経記事を使ってご説明しました。

海外投資家の不動産売り越し 10月26日

「不動産の好況は終盤戦で、リスクの高い物件は減らしている」JPモルガン バーニー・マクナマラさん談

とのことです。物件を減らしているというのは、売却しているということですが、主な買い手は

REITなどの不動産投資信託ということも記事には書かれてています。

 

リスクの高いとプロが判断した不動産物件を、投資のプロと言われるREIT投資信託組織が、

購入を決断しているわけですね(同じ「プロ」ですが、立場が違いますね)。

 

投資信託の値下がり損は、誰が被るかと言いますと、いわずもなが投資信託を購入した消費者です。

ファンドのほうは所定の手数料(購入時手数料 信託報酬 信託財産留保額)を頂いて、はい、おしまいということになります。

 

念の為ですが投資信託を否定しているわけではありません。実際私も持っています。

ただ、仕組みや背景を理解せずに、またどういう方針かも決めずに、いい投資信託かどうかという価値判断はできませんし、

価値判断をしたとしても、それはその人の物であって、他の人にとって、合っているかどうかは分かりません。

それぞれの責任です。

 

ということで、「投資信託っていいんですか?」という質問には「分かりません」とお答えしております。

 

本当は日経新聞で気になることをデイリータイムリーに書きたいのですが、最近めでたく子供が産まれまして、バタバタ(汗

ぼちぼち、こつこつ参ります。末永いお付き合い、応援宜しくお願い致します。