2016年10月22日 日本経済新聞朝刊によると、
海外勢の不動産離れが加速、売り越し額が5,950億円とのこと。
取引自体が減少して、購入総額よりも、売却総額が大きく上回っているという記事です。
利益確定売りで、高値で売り抜ける取引が多いのでしょうか?
売りが増えるということは、価格が下がりやすい下地になっているということも言えますね。
さて、どうなるでしょうか?
JPモルガンの運用戦略担当者いわく「不動産の好況は終盤戦で、リスクの高い物件は減らしている。日本での投資も
長期保有の優良不動産に絞っている」とのこと。
優良不動産とはどういう不動産か定義が分かれるところでもありますが、
一つの定義のキーワードとして「長期保有」とJPモルガンが言ってるわけですね。
どうして長期保有したいのか?考えると、割と簡単な答えが出やすいですが、その見極めが難しいですね。
ただ、長期保有には向かないよねという判断は割とつきやすいのかもしれません。